ハピ爺が落ち着き、静寂が辺りを支配しだした頃。

「お嬢ちゃん。お前さんには全てを話そう。」

話を切り出したのはドクターでした。

「え…すべて?」

「ホホ…実は、わしらには5人仲間がいたんじゃ。」

ハピ爺の声と笑顔は驚くほど弱々しく、白雪姫は胸が締め付けられました。