「サヨナラ、ボス。」

鏡は静かになった部屋の中、見えなくなったボスに別れのあいさつをしました。

「だぁーもう!何故女王の命令を出来損ないの新人にやらせる!!ああ、ストレスで肌荒れそう…。」

(もう、肌は手遅れにしか見えないのはボクだけかね…?)

「鏡!今度はあんたの番よ!」

女王は少し息切れしながら鏡を睨み付けました。

「…女王様、少しは自分で行動なさったらいかがですか?太りますよ?」

どうやら鏡は火に油をそそぐことしか出来ないようです。

「鏡、粉々にされたいのか?」

「サーセン☆」