ある時、雪を降らす神々の間に可愛らしいお姫様が生まれました。

彼女は『白雪姫』と名付けられ、大変可愛がられました。

雪のように白い肌と大きな翼、薔薇のような赤い唇、黒真珠のような長く美しい髪。時が経つにつれ、彼女はとても美しい娘に育ちました。

しかし彼女は感情豊かな故、神々からは『ファイみたいな出来損ないの神』と言われていました。