女王の命令で駆り出されたのは、左耳の3つのピアスを輝かせる新人マフィアのメロウ。

『お前は人が良すぎる。せめてガキ1人くらい殺せるようになれ。』

と、ボスに言われて来たのがこの仕事でした。

森は薄暗く、メロウはへっぴり腰で森を進んで行きました。

しばらくして、

「アハハハハ…」

――ビクッ

遠くで少女の笑い声が聞こえ、メロウは震える手で銃を構えました。