何処からか聞こえた運命を下す声。 白雪姫はゆっくりと立ち上がり、また、優しく微笑みました。 「お父様、お母様、ごめんね。」 気付けば足元に自分を支えるものはなく、羽ばたく羽も無く、下へ、下へと堕ちていきました。