何があっても君を想うから




いつも一緒に下校していた4人。


でも水曜日だけいつも私以外の3人は用事があったんだ。


信じてたし、本当に用事があるかと思ってた。


あの時までは。


あの時は、ちょうど先生に職員室に呼ばれて遅くなった。


「早く帰らなきゃなぁ」


お母さん待ってるし。


そう思って早足で教室に行く。


誰もいないと思っていた教室から話し声が聞こえる。


誰だろう?


と思って、ちらっと見ると私以外の3人だった。