何があっても君を想うから



「次、移動だよー、奈乃」

「あっ。本当だ!ありがとう!」

「よし、奈乃行くよ!」

「ちょっとー!私も誘ってよ!」


私含め4人組で行動していた中学生。


仲良くてクラスではいつも一緒にいてちょっと目立つグループだった。


それは私たち4人とも自覚していた。


まぁ、私以外は結構派手だったから。


なんで、私なんかをグループに入れてくれたのか不思議だった。


でも、みんな優しくて居心地がよかった。