何があっても君を想うから



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遥くんは始終心配そうにしていたけど何とかホテルに到着できた。


今、ホテルの部屋には彩と二人きり。


部屋にはあと何人かクラスメイトがいるんだけど違う部屋に遊びに行ってる。


「体調、大丈夫そう?」

「気づいてたの?」

「遥が心配してたから·····気づかなくてごめん」

「いいよ!隠してたのは私なんだし」


明らかに落ち込んでる彩。


ちょっと、悪いことしちゃったな。