何があっても君を想うから



「なんか、ごめんなさい·····」


せっかく、3人で楽しくおしゃべりしたいと思うのに。


「なんで謝るの?私が誘ったんだから!」


彩ちゃんの言葉にうるっときた。


ぱっと倉木くんに目を移すとちょっといつもと違う。


「あれ?なんかあった?遥」


彩ちゃんも思ったみたい。


私が心の中で言ったことを彩ちゃんが言ってくれた。


「·····った」

「?」