「岡野さんは優しい」 「·····え?」 「うん、優しい」 優しくないよ、って言おうとしたけど、倉木くんの笑顔があまりにも綺麗で何も言うことが出来なかった。 ┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈ 「奈乃ちゃん!お昼ご飯食べよ!」 「·····え?わ、私?」 「奈乃ちゃん以外に誰がいるのー?」 カラカラと笑いながら私の手を引っ張っていつも3人が食べてる場所にお邪魔する。