「麗妃と一緒にいたいからだよ」

恥ずかしそうに言う蓮に抱きついた。

「ありがとう」

蓮は、反抗期がなくて 時々不安になる。

「うん」

その後は、蓮と手を繋いで レストランでご飯を食べた。

姉弟で、手を繋ぐのはおかしいけど、蓮が嫌がらないので、関係ない。


蓮と一緒にいて幸せだった、私は昨日の事なんて忘れていた。

でも、東の街に来た時 あの電話を思い出してしまった。

だって、向こう側に仁さんが_________.......。