今日は薫さんに久しぶりに会える日。


本心は嬉しい、嬉しくてサヨナラしたくなんかなくて。

だけど決めたんだ、本当は好きじゃなかったら薫さんは幸せじゃないと思うから。。。


その日はいつもみたいに薫さんの家でゴロゴロして
普通にしてたつもりが今日元気ない気がするって言うから。
そこは気づいてくれるんだなんて少し嬉しかったりして、
でも言わなきゃだよね?

「薫さん、私の事すき?」

急に聞いたから薫さんはびっくりした後ちょと困った顔をして

「そういうの言うの恥ずかしいんだよな。。」

って言った。
直接言われたからショックで自分の気持ちが止めなれなかった

「薫さん、私は薫さんの事大好きです。毎日毎日薫さんのことばっかり考えて苦しくて、前に大好きって言った時も好きだよって言ってくれなくてまだ1回も好きって言ってもらってないです」

「薫さんは私が他の男の人と2人きりでも平気ですか?私は薫さんが他の女の人といたら嫌です、好きだから。でも、薫さんは平気なんですか。。?」

「20歳としが違うから私なんて子供なのはわかってます、だけど同じくらい好きであって欲しかったです。」

「私の事子供だと思ってるなら、、、子供扱いしないでよ!!!」

そういって家を飛び出してしまった
泣きたくなかったのに、感情的になりたくなんてなかったのに
薫さんの顔見れなかったけどきっとびっくりしてたと思う。

けど思ってること言えたからよかったのかもしれない。

きっと薫さんは優しいから追いかけては来てくれるんだ。
だけどそんな優しさは苦しくなるだけだから嫌だ、、
そう思いながら走っていたら、やっぱり薫さんは追いかけてきてくれて。。。

だけど余計に悲しくて

「ひな、待ってって!!!」

「薫さん離して、薫さんの優しさなのはわかってます。だけど苦しいよぉ。。。」


だけど薫さんは離してくれなくて、1回帰ろっていって泣いてる私の手を引きながら家に戻った。