待ちに待った土曜日。
朝から早起きしちゃって何回も服装チェック
化粧もケバいと嫌かなと思ってナチュラルメイクにしてみた。

現地集合だったから早めに家を出た。。。はずが
あんまりに浮かれて電車乗り間違えている事に気がついた

もー最悪だよ、嫌われちゃうよ

そう思いながらちょと遅れちゃいそうとメールをいれた。
薫さん怒るかな、、、
そう思って落ち込んでたらメールがきた

*°大丈夫だよ、ゆっくりおいで*°

この文面ひとつで幸せな気持ちになれるなんてホントに凄い事だな〜と思う。

時間は10分遅れちゃったけど笑顔で待っててくれて
一緒に服屋さん見に行ったり雑貨屋さん行ったりしたあとオシャレなお店に入った。

それぞれ1杯づつお酒を頼んで、向かい合って座った

なんか恥ずかしくてなんか話さなきゃと思えば思うほど話題が出てこなくて。。


そしたら薫さんから話をしてきてくれた
「ひなちゃんはどーして、俺みたいなオジサン今日誘ってくれたの?」

「薫さんと1回お出かけしてみたいな〜と思ってです、誘うのちょと緊張しました」

そういうと嬉しそうな恥ずかしそうな顔で薫さんは笑った

あぁ、好きだなー、でも好きなんて言ったら困らせるんだろうなーそう思って切なくなった

時間はあっという間にすぎて帰る時間になってしまった
家の近くまで送ってくれて、最後の方は寂しくて黙ってしまった

ここで大丈夫です、そういうとまた誘ってね俺も誘うからさって言ってくれた。
なんか泣いてしまいそうだったからあまり顔も見ずに別れた。

こういう所可愛くないなぁ私って。そう思った
幸せな事の後ってなんで切なくなるんだろう、そう思いながらその日は寝てしまった。