チャポン ブクブク クリスマスソングが流れている。

 「うっう〜ン」

 「起きたか?」

 「ううん?昴さん何でお風呂の中なんですか?」

 昴は智也を後ろから抱きしめる様なカタチで湯船につかっている。

 「入りたかったから、それに温泉のモトあるし泡風呂になるしな」と智也の耳を甘噛みする。

 「あ〜♡」

 「そんな朝からエロい声出すな」

 「昴さんが噛むから……なんか硬いのアタッテます」と顔を赤くする。

 「仕方ないだろう?」と智也の股を右手で撫でる様にさする。

 「あんなにしたじゃあないですか〜」と昴の手を股から離そうとする。

 「大丈夫、湯船白いし泡いっぱいだから」と左手は胸の突起をさわる。

 「あっ♡何の根拠にもなってないです」とジタバタする。

 「暴れるなって溺れるぞ」

 ピタッとおとなしくなる。

 「いい子だのぼせない程度にするから」と智也を自分の方に身体を向け抱きしめながら深くキスをし始める。