MERRY CHRISTMAS☆

 「何言ってやがる梨沙子が一ヵ月出張で誠司が『寂しいだろうな〜』と思って泊まりにきてやってるンだろう」

 「頼んでないです」とフライパンに少量の水を入れ蓋をしガスを止める。(梨沙子ちゃんと暮らし始めてから一人は寂しいと思う様になったのは確かだ)

 「よく言うよ『暇な時でいい』って言ってるのに梨沙子が出張でいないからってほぼ毎日店※(昴が経営しているオカマバー『secret ship』の事そこで誠司は副業で働いている源氏名は『セイコ』)に出てるじゃないか?」

 「暇ですから、とりあえず二人分の朝と昼メシは作りましたから電子レンジで温め直して食べてください」と目玉焼きをサラダがのっているプレートにのせる。
 「俺そろそろ出ないと遅刻するので、部屋『だけ』は片付け帰ってください他は俺が片付けますから、暖房も切ってください」