MERRY CHRISTMAS☆

 「そうだけどささすがにはずしぞ」

 「大丈夫だ彼女がいない同士でヤケで食ってると思われているから」

 「なんだその変な言い訳」と『ぷっ』と篠原は笑う。

 「そうか?」

 「そうだよ」と篠原はデザートを食べ始る。

 「俺のも食えよ」と上谷は自分のデザートの皿を篠原の方におく。

 「いいのか?」

 「あぁ、篠原が食べいるところ見ていたいからな」

 「そんな恥ずかしいセリフはくなよな」と篠原は顔を赤くする。

 「篠原の今の顔スゲー好き」

 「あんま言うな、はずしだろ」

 「そうか?」

 「そうだよ‼︎ところでこの後どうする?このままアパートに帰るか?それともどこかで軽く飲むか?ワインだけじゃ足らないだろ?」と篠原は無理矢理話題を変えた。