帰り道…私はあることを思い出した。 『チロリ…』 もし明日そのまま入院なんてことになったらチロリとは暫く会えない。 となると誰かに頼まなきゃだよね。 だったら…… 「もしもし結衣?どうしたの?」 私は乃亜に今あった出来事を話して暫くの間チロリを預かって欲しいと頼んだ。 「え?結衣が入院!?大丈夫…じゃないから入院するかもなんだよね。分かった。暫くチロリ預かるね」 『ありがとう』