『チロルもう少しだけ乃亜と待っててね』


私がチロルの頭を撫でながら言うとチロルは理解したのか小さめに“ニャー“と鳴いた。



『それじゃ…ありがとね乃亜』


そう言って乃亜と家を後にし私は自分の家に向かった。