『チロル!!』


乃亜に抱かれてチロルも出てきた。



『チロルおいで』



そう言って手を伸ばすと赤ちゃんのように身を乗り出してコッチへきた



『久しぶり~チロル~』



私が名前を呼ぶと元気よく鳴いてくれた。



「ちょっと〜私のこと忘れてない?」



目の前で膨れている乃亜。



『乃亜も久しぶり!!え、1人と1匹全然入院前と変わんないじゃん(笑)』



「何それ〜褒めてるの?」



そう言ってクスクスと笑いあう。
ホント全然変わってない。