いったいどのくらいの間、意識が無かったんだろ。


天井を見つめながら考えていると岡崎が話しかけてきた。


「全く…お前はもう少し優しい言葉は出てこないのか(笑)」


飽きれたような面白そうなよく分からない表情で問いかけてきた。


「アイツ…一樹はお前のことが気になるんだよ。実は言うとな健康診断でお前らが会う前にずっと電話で相談を受けてた。」


は??何で岡崎に電話??そもそも何で高校知ってるの?


「お前がアイツのベッドで寝てる間にアイツお前のカバンの中にある生徒手帳をみたらしい。で俺のところに問い合わせが来て、それからずっと“結衣ちゃんの体調どう?“とか“ちょっと気になることある“ってずっと電話で言ってたんだぞ」


『………』