結衣から遅れること約一時間。寝室に行きそっとベッドに入った。
「ゆうちゃん…」
「まだ起きてたの?」
「なんだか気になって眠れないの」
結衣の首からぶら下がっている心電図計は静かに、そして正確に記録されていた。
「大丈夫だよ。安心して眠ればいい」
そっと抱きしめると結衣は安心したのか、腕の中で静かに寝息をたて始めた。
検査結果が不安なのは僕も同じ。
良くなることはない病気だけど、これ以上悪くならないように…そう祈ることしかできない僕はもう一度結衣を抱きしめた。
「ゆうちゃん…」
「まだ起きてたの?」
「なんだか気になって眠れないの」
結衣の首からぶら下がっている心電図計は静かに、そして正確に記録されていた。
「大丈夫だよ。安心して眠ればいい」
そっと抱きしめると結衣は安心したのか、腕の中で静かに寝息をたて始めた。
検査結果が不安なのは僕も同じ。
良くなることはない病気だけど、これ以上悪くならないように…そう祈ることしかできない僕はもう一度結衣を抱きしめた。

