キミの願い

個室に入り、目をつぶって深呼吸を一つ。
やっぱり気のせいじゃない。
胸が痛いんじゃなくて、息が苦しい。

もう後30分もすれば終業時間が来る。
それまで通常業務をこなしながら様子を見よう。そう思って鏡の前に立った。
驚くほど青白い顔に血色の悪い唇に嫌でも目がいく。

晩ご飯は諦めてゆうちゃんに連絡しなければ…自分の体が黄色信号を灯していた。