医局を出てその足で結衣の部屋に向かった。
「結衣ー?」
「ゆうちゃん!!」
ベッドに座っていた結衣は驚いて僕を見た。
「どう、調子は?」
「どうじゃないよ。どこか行ってたの?全然来てくれないから心配してたの。中岡先生に聞いても適当なことしか言わないし」
「適当って?」
「フィンランドにサンタクロース探しに行ったって」
「夢があっていいね」
「そうじゃないでしょ!」
「ごめんごめん。ちょっとね風邪ひいて久しぶりに寝込んだだけ」
「えー…風邪?もう平気なの?」
「うん。点滴して、中岡が届けてくれたご飯食べて薬飲んで寝てたら治ったよ」
「点滴⁈ゆうちゃんが?」
「熱が高かったからね。まぁでも久しぶりに自分が弱ると改めて患者さんとの接し方を考えさせられるね」
「結衣ー?」
「ゆうちゃん!!」
ベッドに座っていた結衣は驚いて僕を見た。
「どう、調子は?」
「どうじゃないよ。どこか行ってたの?全然来てくれないから心配してたの。中岡先生に聞いても適当なことしか言わないし」
「適当って?」
「フィンランドにサンタクロース探しに行ったって」
「夢があっていいね」
「そうじゃないでしょ!」
「ごめんごめん。ちょっとね風邪ひいて久しぶりに寝込んだだけ」
「えー…風邪?もう平気なの?」
「うん。点滴して、中岡が届けてくれたご飯食べて薬飲んで寝てたら治ったよ」
「点滴⁈ゆうちゃんが?」
「熱が高かったからね。まぁでも久しぶりに自分が弱ると改めて患者さんとの接し方を考えさせられるね」

