「少し鈍感なのかと思っただけ」
足元からやって来たのは例のICUの先生だった。
「瀬尾先輩」
「お疲れ。研修医まで集まって何してんだ?ここは医者の溜まり場じゃないぞ。用がないなら帰れよー」
「先輩なの?」
「大学の先輩の瀬尾先生。救命のスペシャリスト」
「そうなんだ」
「ホントは原田先生も救命に置いときたかったのに、心臓外科に行くって聞かなくて泣く泣く手放した」
「またその話ですか」
「だって事実だから。俺が見込んだ優秀な人材だったのに」
「専門で勉強したかったので…」
「まぁそのおかげで今、搬送された重篤患者が助かってるのも事実だから結果オーライだけどな。それから原田さん。昼間見た感じだと予定通り土曜には抜糸できそうだ」
足元からやって来たのは例のICUの先生だった。
「瀬尾先輩」
「お疲れ。研修医まで集まって何してんだ?ここは医者の溜まり場じゃないぞ。用がないなら帰れよー」
「先輩なの?」
「大学の先輩の瀬尾先生。救命のスペシャリスト」
「そうなんだ」
「ホントは原田先生も救命に置いときたかったのに、心臓外科に行くって聞かなくて泣く泣く手放した」
「またその話ですか」
「だって事実だから。俺が見込んだ優秀な人材だったのに」
「専門で勉強したかったので…」
「まぁそのおかげで今、搬送された重篤患者が助かってるのも事実だから結果オーライだけどな。それから原田さん。昼間見た感じだと予定通り土曜には抜糸できそうだ」

