キミの願い

ゆうちゃんの頭の中はどうなっているのだろうか…
私が思っている以上に実は医療バカなのかもしれない。
前に四六時中仕事のことを考えてたら身が持たないって言ってたけど、きっとそれに近いぐらい考えている。

今の状況が知りたいと言っただけなのに、スラスラとあんなに話し出すんだから驚く…
でもゆうちゃんの話を整理すると、まだまだこれから大変なんだってことは分かった。
手術が終わってハイ終了なんてことはない。

翌日ゆうちゃんの言ってた薬のおかげで今の所痛みは無い。

「原田さーん。今日から少しずつ体の向き、変えてみましょうね」

当たり前だけど見たことのない看護師さん。
「まずは右側向いてみましょうか」

左の背中の下にクッションがはめ込まれ少し体の向きが変わった。

「気分、悪くないですか?」
「あっ、ハイ。大丈夫です…」
「じゃあまた少ししたら来ますね」