キミの願い

「マコ!マコ。まーこー」
とりあえず、揺すってみる。
「まこ。おーい」
「……ん…えっ?兄貴」
「良かった。生きてた」
「…なんで?」

「たまたま来てたの。母さんが心配してたよ。部屋から出て来ないから生きてんのかしらって」
「…大袈裟。生きてるよ」
「はい、測って」
「…なんで?」

「はぁ?風邪ひいてんでしょ。熱ぐらい測りなさい」
「…これだから身内に医者がいるのは嫌なんだよ…」
「よく言うよ。自分だって医者のくせに」