再び元木さんの声がしたのは、お昼ごはんを食べて少しウトウトしていた時だった。
「じゃあ、こちらのベッドへどうぞ」
元木さんに連れられやって来たのは、控えめで大人しそうな女の人。
25〜6歳ぐらいかな…そしてそのお母さんらしき人。
「また後で先生が来ますので。お手洗いは部屋を出て右に曲がってすぐあるのでそちらをお使い下さい。では失礼します」
お母さんが持っていた鞄からは服やポーチ色んな物が出てきて、あっという間に派手なベッドサイドになった。
「小夜ちゃん、後何かいるものない?もうママ心配で心配で。まさか入院だなんて…」
「ないよ、大丈夫だからもう帰っていいよ」
「こんにちは遠藤小夜子です。よろしくね」
「原田結衣です。よ、よろしくお願いします」
突然呼ばれ驚いている私に、可愛らしい笑顔で自己紹介をしてくれた。
「ここのカーテン開けてていいですか?私、狭いの苦手で…」
「……いいですよ」
「遠藤です。小夜ちゃんのことお願いします」
お母さんに頭を下げられ、思わず頭を下げ返した。
「じゃあ、こちらのベッドへどうぞ」
元木さんに連れられやって来たのは、控えめで大人しそうな女の人。
25〜6歳ぐらいかな…そしてそのお母さんらしき人。
「また後で先生が来ますので。お手洗いは部屋を出て右に曲がってすぐあるのでそちらをお使い下さい。では失礼します」
お母さんが持っていた鞄からは服やポーチ色んな物が出てきて、あっという間に派手なベッドサイドになった。
「小夜ちゃん、後何かいるものない?もうママ心配で心配で。まさか入院だなんて…」
「ないよ、大丈夫だからもう帰っていいよ」
「こんにちは遠藤小夜子です。よろしくね」
「原田結衣です。よ、よろしくお願いします」
突然呼ばれ驚いている私に、可愛らしい笑顔で自己紹介をしてくれた。
「ここのカーテン開けてていいですか?私、狭いの苦手で…」
「……いいですよ」
「遠藤です。小夜ちゃんのことお願いします」
お母さんに頭を下げられ、思わず頭を下げ返した。

