私はあの時消えたら良かったんだ
恋愛(キケン・ダーク・不良)
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ニコ太/著
- 作品番号
- 1584304
- 最終更新
- 2019/12/20
- 総文字数
- 0
- ページ数
- 0ページ
- ステータス
- 未完結
- PV数
- 0
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『世の中なんてクソなんかいないんだよ。
世の中が私のために何をしたの?絶望しか与えて来なかったくせに!』
高校2年 柳原 つきな(やなぎはら つきな)
幼い時に、父親が病気で亡くなり、母親からの虐待の日々。
学校でも、友達おらず、浮いている存在。
手首の傷の数が、彼女の心の傷がどれほどのものか物語っている。
「バーカお前。俺がお前を助けに来たにきまってんだろ。
そんな死んだように生きるな。
世の中、いろんな奴がいる。
それを見る前に消えんな。
ちょっとでいいから。俺のそばで世界を見てみろ。」
「もし、俺がいなくなったとそいても、
誰も憎むな。
神だって憎むなよ。
俺はお前がいる。
それだけで、報われているんだからさ。」
高校3年 八神 湊 (やがみ みなと)
東区 総長。
両親からの虐待をうけてそだった。
彼の強さと、優しさは、一体どこからきているのか。
「俺が救いたいんだ。君は本当は、とても優しくて魅力的な女の子だよ。
俺には、君が必要なんだ。」
「寂しい毎日だったんだ。」
「本当に、幼いころから。」
高校3年 桐谷 翔(きりたに かける)
西区 総長。
彼の人への異常な愛は、どこから来るのか。
彼が何を求め。何を考えているのか。
「ふざけないで!!!
翔に愛されるためだけに、生きているのに、
なんであんたが!消えてしまえばいい。」
「辛い時、さみしい時、
私はあなたのそばにずっといるよ。」
黒瀬 麗 (くろせ れい)
さみしい時の、弱った翔に、都合のいい時にしか呼ばれない。
それでも、それでも、と。ただひたすらに翔を愛し続ける
いつか愛してくれる。
そう信じて。
東区。西区。
各々が抱えている、過去。
誰かが、誰かを救うなんて、そんな簡単なものなんかじゃない。
それでも、がむしゃらに、生きていく。
四人の青春の、日々、バトル、
そんな物語
- あらすじ
東区 総長『や
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