500円玉を私の手から受け取った先輩は自販機に入れて
「お前、何飲むんだ?」と聞いてくる。
「緑茶がいいです」
私の声に先輩は緑茶のボタンと自分用のブラックコーヒーのボタンを押した。
お釣りの小銭をとると先輩は私の財布に入れてくる。
「ん」
緑茶を渡されて私は受け取りながら
「先輩、チケット代」
ともう一度私は財布からチケット代を出そうとすると
「今日は俺のおごり。誘ったの俺だし。」
と先輩は買ったばかりのコーヒーをぐいっと飲んだ。
「うまい!ほら、いつまでも財布出しとくもんじゃないぞ。」
「でも」
私がまだ払おうとしていると先輩は微笑みながらコーヒーを前に出して
「これで十分」と笑った。
「・・・ありがとうございます。」
これ以上言っても先輩は絶対に受け取ってくれないとわかり私は財布をしまった。
「お前、何飲むんだ?」と聞いてくる。
「緑茶がいいです」
私の声に先輩は緑茶のボタンと自分用のブラックコーヒーのボタンを押した。
お釣りの小銭をとると先輩は私の財布に入れてくる。
「ん」
緑茶を渡されて私は受け取りながら
「先輩、チケット代」
ともう一度私は財布からチケット代を出そうとすると
「今日は俺のおごり。誘ったの俺だし。」
と先輩は買ったばかりのコーヒーをぐいっと飲んだ。
「うまい!ほら、いつまでも財布出しとくもんじゃないぞ。」
「でも」
私がまだ払おうとしていると先輩は微笑みながらコーヒーを前に出して
「これで十分」と笑った。
「・・・ありがとうございます。」
これ以上言っても先輩は絶対に受け取ってくれないとわかり私は財布をしまった。



