私がひるんだすきに先輩も玄関から出てすたすたと私の前を歩き出した。
先輩につつかれてまだジンジンするおでこをさすりながら私が後をついて行く。
先輩が住んでいるのはマンションだった。
上にもまだ階が続いているマンションの階段を降りる先輩。
どうやら先輩が住んでいるのは2階だったらしい。
玄関は二重セキュリティになっていて、そこで先輩は立ち止まった。
「タクシーまだ来てないな」
「はい・・・」
玄関の内側からでもマンションの前の道路が見渡せる。
先輩は立ち止まり私の方を見た。
「さすがに、はがせば?」
先輩が自分のおでこを指さす。
そっか。冷却シートを貼ったままでタクシーに乗るのは恥ずかしいか。
私は自分のおでこに貼られた冷却シートをはがす。
先輩につつかれてまだジンジンするおでこをさすりながら私が後をついて行く。
先輩が住んでいるのはマンションだった。
上にもまだ階が続いているマンションの階段を降りる先輩。
どうやら先輩が住んでいるのは2階だったらしい。
玄関は二重セキュリティになっていて、そこで先輩は立ち止まった。
「タクシーまだ来てないな」
「はい・・・」
玄関の内側からでもマンションの前の道路が見渡せる。
先輩は立ち止まり私の方を見た。
「さすがに、はがせば?」
先輩が自分のおでこを指さす。
そっか。冷却シートを貼ったままでタクシーに乗るのは恥ずかしいか。
私は自分のおでこに貼られた冷却シートをはがす。



