「元気で生まれてくれたらなんだっていい」
「・・・・そうだね」
結局いつも行きつくことは、健康に生まれてくれればそれでいいということだ。
「どうする?生まれたら女の子だったら」
お腹の赤ちゃんは男の子の予定だ。
「大変だな。それ。想像しただけで・・大変だな」
眉間にしわを寄せて考える心平の表情に私が吹き出して笑う。
そんな私を見て心平も笑った。
前にこの場所に二人で来た日を私たちははっきりと覚えている。
だからこそ、私はもう一度二人でどうしても来たかった。
赤ちゃんが生まれる前に。二人で。
最後のデートの場所だったこの場所で、新しい思い出をつくりたかった。
「・・・・そうだね」
結局いつも行きつくことは、健康に生まれてくれればそれでいいということだ。
「どうする?生まれたら女の子だったら」
お腹の赤ちゃんは男の子の予定だ。
「大変だな。それ。想像しただけで・・大変だな」
眉間にしわを寄せて考える心平の表情に私が吹き出して笑う。
そんな私を見て心平も笑った。
前にこの場所に二人で来た日を私たちははっきりと覚えている。
だからこそ、私はもう一度二人でどうしても来たかった。
赤ちゃんが生まれる前に。二人で。
最後のデートの場所だったこの場所で、新しい思い出をつくりたかった。



