あなたの隣~憧れ先輩と営業外回りペアになりました~

「ありがとう」
先輩がそう言って私にキスをした。

「先輩」
「ん?」
「私が外していいですか?」
「これ?」
「はい」
「届かないだろ?」
「ん」
私は先輩に向かって両手を広げた。
「ばか。本気か?」
「もちろん」
私の言葉に先輩は持っていた花束と大きなバックを置いた。
そして私の体を持ち上げる。
「届いたか?」
「もう少し」
「ほらっ」
先輩に抱っこしてもらって、私は自分の名前の上にある先輩の名前の札を外した。