「あっという間だったな」
先輩は自分の机の物をすべて大きなカバンに入れて、ボードの名前の前に立っていた。
すでにフロアには誰もいない。
最終日だからと全員が帰るまで先輩は挨拶をして帰らなかった。
そして最後に私と先輩だけがフロアに残った。
「この一年は特にな。」
「私がいたから?」
「あぁ」
素直な答えが返ってくるとは思っていなかった私が返事に詰まる。
「ありがとうな。知佳。」
先輩が私をまっすぐに見る。
「お前とペアを組めて本当によかった。俺自身が成長できたし、何より夢に向かって頑張ろうっていうあきらめかけてた気持ちがまた膨らんだ。お前のおかげだ。」
「・・・」
「俺、今仕事が楽しいんだ。そりゃなれた場所から離れることは不安だし、緊張もするけどさ。でも楽しい。ワクワクしてる。」
先輩の目が輝いている。
先輩は自分の机の物をすべて大きなカバンに入れて、ボードの名前の前に立っていた。
すでにフロアには誰もいない。
最終日だからと全員が帰るまで先輩は挨拶をして帰らなかった。
そして最後に私と先輩だけがフロアに残った。
「この一年は特にな。」
「私がいたから?」
「あぁ」
素直な答えが返ってくるとは思っていなかった私が返事に詰まる。
「ありがとうな。知佳。」
先輩が私をまっすぐに見る。
「お前とペアを組めて本当によかった。俺自身が成長できたし、何より夢に向かって頑張ろうっていうあきらめかけてた気持ちがまた膨らんだ。お前のおかげだ。」
「・・・」
「俺、今仕事が楽しいんだ。そりゃなれた場所から離れることは不安だし、緊張もするけどさ。でも楽しい。ワクワクしてる。」
先輩の目が輝いている。



