「行くぞ」
「はい」
いつものように先輩は私の前をすたすたと歩いていく。
「それから」
歩きながら話始めた先輩。私は駆け足して先輩の方に耳を近づけた。
「階段は危ないからエレベーター使え。」
まれにみる優しい言葉に私が一瞬たじろいでいると
「商品に何かあったら危ないだろ。」
と言葉を付け加えた。
私じゃなくて、商品が危ないから・・・って意味か。
一瞬でもきゅんとしてしまった自分に自分で『ばか』と突っ込みを入れる私。
そんな私を容赦なく置いていく先輩。
私は再び先輩に近づこうと駆け出した。
「はい」
いつものように先輩は私の前をすたすたと歩いていく。
「それから」
歩きながら話始めた先輩。私は駆け足して先輩の方に耳を近づけた。
「階段は危ないからエレベーター使え。」
まれにみる優しい言葉に私が一瞬たじろいでいると
「商品に何かあったら危ないだろ。」
と言葉を付け加えた。
私じゃなくて、商品が危ないから・・・って意味か。
一瞬でもきゅんとしてしまった自分に自分で『ばか』と突っ込みを入れる私。
そんな私を容赦なく置いていく先輩。
私は再び先輩に近づこうと駆け出した。



