あなたの隣~憧れ先輩と営業外回りペアになりました~

朝は会社に一番乗りで向かい、デスクの片付けから始める。
もちろんそのままになっている先輩の机も拭き掃除をする。

先輩に育ててもらったからこそ、私だって営業成績で一番になれるかもしれない。

できることを精一杯する。

昼食の時間がもったいなくて私は昼食をとらずに営業に回った。
まだ、独り立ちしていない私は石崎課長に指示を仰ぐ。
「おまえ、一日でこんな軒数回れるのか?」
「はい」
「・・・無茶じゃないか?」
「大丈夫です。」
まだ、震災の影響は残っている場所も多い。だからこそ震災や年末年始の休業でストップしていた取引先からの受注も多かった。
「ならいいけど。ちゃんと休憩しながらやれよ?もたなくなるぞ。」
「大丈夫です。頑丈ですから。」
課長からの忠告も私は気にしない。
大丈夫。