次の日。私たちは約束通りクリスマスプレゼントを買いに大きなファッションモールに来ていた。
先輩の運転で知っている人に会わないように少し遠出してきたからと私は先輩の手を取った。
「?」
そういえば手を繋いでデートするのははじめてだ。
先輩は一瞬耳まで赤くなったのに、その手を放そうとはしなかった。
「これだろ?」
私は周りの女性たちの視線にうつむきながら先輩の方を見た。
「やっぱりこっちか?俺はこっちがいいな」
「先輩」
「ん?」
「恥ずかしくないんですか?」
一生懸命商品を見る先輩に私が声をかけると
「どこが?大切だろ。下着は」
と答える。
ここは女性用の下着売り場。先輩が登場して女性客は恥ずかしそうにしていた。
そんな女性には目もくれず先輩は真剣に私の下着を選んでいる。
先輩の運転で知っている人に会わないように少し遠出してきたからと私は先輩の手を取った。
「?」
そういえば手を繋いでデートするのははじめてだ。
先輩は一瞬耳まで赤くなったのに、その手を放そうとはしなかった。
「これだろ?」
私は周りの女性たちの視線にうつむきながら先輩の方を見た。
「やっぱりこっちか?俺はこっちがいいな」
「先輩」
「ん?」
「恥ずかしくないんですか?」
一生懸命商品を見る先輩に私が声をかけると
「どこが?大切だろ。下着は」
と答える。
ここは女性用の下着売り場。先輩が登場して女性客は恥ずかしそうにしていた。
そんな女性には目もくれず先輩は真剣に私の下着を選んでいる。



