あなたの隣~憧れ先輩と営業外回りペアになりました~

その時パトカーが私たちのいるコンビニの前に停まった。
すぐに警官が琢磨のそばへ近付く。

先輩は琢磨が警察に完全に連れていかれるまで琢磨を警戒して私を自分の背中に隠すようにして守ってくれた。

いつの日かおんぶされたことを思い出す。

やっぱり先輩の背中は大きい。

その背中に安心した私は涙が止まらなくなった。

琢磨を乗せたパトカーが見えなくなってから先輩は体の向きを変えた。
そして・・・


私の体を自分の胸で包み込んでくれた。