「少し休め。今日はもう午後の予定もないし。」
「・・・すみません。」
「気にすんな。」
「・・・」
目を閉じたまま私は先輩にこたえていると、先輩は私の方を見たまま話しかけた。

「あいつとなんかあるのか?」

その言葉に私はすぐには答えることができなかった。


「・・・」

「初めての業務でこうなったわけじゃないだろ?」

先輩はこういうところが鋭い・・・



私は目を閉じたまま話始めた。