「話の進め方は80点手とこだな。」
「・・・はい」
「サンプルの進める順番が違った。あの会社は大手のドラックストアを持ってるけど、販売率が高いのは化粧品だ。だとしたら一番興味があって製品を探しているのは化粧品だろ?医薬品じゃない。」
「すみません」
「でも、はじめてにしては上出来だった。」
先輩が助手席から私に話しかける。
「先輩」
「ん?」
ハンドルを握っていた私は路肩に車を停めた。
「どうした?」
「運転かわってもらってもいいですか?」
「なんで?」
「ちょっと・・・」
私が急にハンドルにうなだれるのを見て先輩が慌てて私の肩に手を置いた。
「なんだ?具合悪いのか?」
「ダメそうです・・・」
先輩が私の顔を覗き込む。
「・・・はい」
「サンプルの進める順番が違った。あの会社は大手のドラックストアを持ってるけど、販売率が高いのは化粧品だ。だとしたら一番興味があって製品を探しているのは化粧品だろ?医薬品じゃない。」
「すみません」
「でも、はじめてにしては上出来だった。」
先輩が助手席から私に話しかける。
「先輩」
「ん?」
ハンドルを握っていた私は路肩に車を停めた。
「どうした?」
「運転かわってもらってもいいですか?」
「なんで?」
「ちょっと・・・」
私が急にハンドルにうなだれるのを見て先輩が慌てて私の肩に手を置いた。
「なんだ?具合悪いのか?」
「ダメそうです・・・」
先輩が私の顔を覗き込む。



