あなたの隣~憧れ先輩と営業外回りペアになりました~

それは私が先輩に水族館に行ったとき、お礼に送ったキーホルダーだった。

捨ててなかったんだ。

妙にうれしくて私は思わず微笑んでしまった。

マスクに隠れていてばれないだろう・・・

そんなことを考えながら。





紙とペンを見つけた私はメモを残してそっと先輩の部屋をあとにした。