あなたの隣~憧れ先輩と営業外回りペアになりました~

「大丈夫ですか?」
「・・・うん。絆創膏あったかしら・・・」
その言葉に我先にと男性の新人たちが持ち場を離れた。

狙いはわかっている・・・

結局、けがをした女性社員の手当てや絆創膏と消毒の調達と言い訳して、涼しい車で涼しい場所に一時避難したいだけだ・・・

数人のメンバーが減って私は調理場唯一の女性になってしまった。

小さくため息をついてから食材を洗って、切って、焼いて、盛って、渡す・・・を繰り返す作業に戻った。

暑すぎる・・・

汗すら流れないほど体中の水分が蒸発してしまった。
煙くて目も痛い。とっくに化粧も落ちたんだろうな・・・