「おまたせ」
ハルトに焼きそばを渡した
「あ、ありがと」
私も隣に座って、かき氷を食べた
ドーン…ドーン…
隣で、焼きそばのいい匂いがした
「あれ?お前それだけ?
腹へってないの?」
「んー、財布見たらお金なかった」
「あ、ごめん」
ハルトが自分の財布から1000円出した
「こんなにいらないよ
ハルトのかき氷ないし」
「え!マジ!オレ焼きそばだけ?」
「だって焼きそばって言ったじゃん」
私はカバンの中から
帰りに駅で買ったスポーツドリンクを出して
ハルトにあげた
「メロンソーダじゃなくてごめんね」
「ありがと
じゃあ、焼きそば、残りお前食って
もぉほとんどないけど」
そう言ってスポーツドリンクを飲んだ
ハルトが私に焼きそばを差し出した
私の持ってたかき氷のカップと交換した
「ハルトの嫌いなイチゴ味だよ」
「食べれるかも
お前、言ってたじゃん
かき氷って、色だけが違うって」
「だいたいなんでイチゴ味嫌いなの?
かき氷の定番じゃん」
私はハルトの焼きそばを食べながら聞いた
「なんか、ハミガキ粉の味じゃん!
イチゴ味のハミガキ粉」
「え!そんなこと言ったら
ハルトの好きなメロンソーダも
メロンのハミガキ粉の味じゃん」
「アレはぜんぜん違うから!」
私達はまた
気付くと花火を忘れて話に夢中になってた
ハルトとこんなにしゃべるの久しぶりだな
私は楽しかったし
嬉しかった



