「髪、乾かせば?
風邪ひくぞ!」
ハルトが自分の肩に掛けてたバスタオルを
私の頭に掛けた
「あ、うん、先にやることがあるから
それ終わったら乾かす」
ハルトは納得いかなそうな顔をしてた
「じゃ、結んでろ!
ジャマだろ」
ハルトの口調が強かったから私は少し驚いた
「うん、ごめん、そうだね」
ハルト…やっぱなんかあった?
「…やることって何?
オレも手伝う…」
急にいつものハルトに戻った
その直後
「ハルトー」
コーチに呼ばれた
「あ、ごめん、オレ行くわ
タオル貸して!」
ハルトは慌てて、私のタオルを持って行った
なんだろ…ハルト…
私はハルトのバスタオルを頭に掛けたまま
首を傾げた



