お風呂からあがって
化粧水をつけた
高校入ってからメイクなんかしてないな…
日焼けしてるし、休みもなかなかないしね
今日、ハルトが女子と話してた光景が過ぎった
ずっと前に買ったマスカラをつけてみた
ポーチからリップを出して塗ってみた
はー…やっぱ、黒い…
引退するまでダメか…
コンコン…
コンコン…
窓を叩く音がしたから振り向くと
ハルトが部屋の中にいてビックリした
「ちょっと!なんでいるの?」
「網戸だったから入ってきた」
そう言って、いつもの定位置
私のベッドに座った
「もー…」
私は、リップを拭いた
なんとなくハルトに見られたくなかった
「どーしたの?なんか用事あった?」
「や、別に…」
ハルトがスマホを見ながら言った



