始まりはクールな御曹司とのとろける様な一夜から

『でも…』


『こんなに…心が熱くなるもんなんだな、本気で誰かを好きになるってことは…』


先輩が、1歩ずつ、ゆっくりと私に近づいてくる。


『俺は、穂乃果が欲しくてたまらない。わがままなのはわかってる。でも、この激しい衝動は、自分でも止められないんだ…今すぐお前を抱きたい。ここで…』


先輩の吐息が、私の耳にかかる。


まだ好きかどうかもわからない人と、今から何をするの?


何の心の準備も出来てない。


でも、私…きっと、どうしても嫌だったら、この場から逃げているはずだよね…


だけど、そうしないのは…


嫌じゃないから?


先輩の手が、私の体に伸びる。


優しく肩から腕を撫でていく。


そして…本当にゆっくりと唇を近づけて…


私達は、キスをした。


1度目は軽く…


2度目は深く…


そして、3度目は、とても激しく。