「やっぱりすごいんですね……」
「えぇ。だから白花さんも期待してるからね」
「そ、そんなそんな……」
お願いだからそんな期待しないでほしい。
期待してもらってもガッカリするだけだろうし。
「またそんな謙遜しちゃって」
「ほ、ほんとにわたしは全然ですから」
なんて会話をしていたら教室に着いたみたい。
3年1組……か。
聞いた話だと、学年で1〜7組まであるらしく成績上位から1組になるそう。
つまり、このクラスはこの学校の中でも特にエリート集団ってことでしょ……。
「何か不安なこととかあったらいつでも相談してくれて大丈夫だからね?」
「あ、ありがとうございます」
絶望的な状況の中、とりあえず水原先生が教室に入り中に入るよう促された。
緊張してゴクッと喉が鳴る。

