「可愛すぎるね……。今すぐ無茶苦茶に抱きつぶしたくなっちゃうくらい」 「だ、だきつぶ……す?」 えっ、なんだかすごい恐ろしい感じの単語が聞こえてきたんですけども……っ! 「あっ、指先が滑っちゃった」 「へ……っ、きゃっ……、」 ぜ、ぜったいわざとだ……っ。 パチンっと外れて、胸の締めつけがゆるくなったと同時。 「このまま続きしちゃう?」 「は、芭瑠くんのバカああああ……っ!!」 わたしの叫びが部屋中に響いた。