王子系幼なじみと、溺愛婚約しました。




そして芭瑠くんが急にわたしの上に覆いかぶさってきた。

「は、芭瑠くん……っ?」


何が起きたのかよくわからないまま、あわてて芭瑠くんの胸元を押し返すけど。


両手をベッドに押さえつけられて、さらに芭瑠くんが指を絡めて優しく握ってくる。


「あ、の……っ」

「なーに?」


「こ、これはどういう状況……」

「んー、僕の我慢が少し限界にきてる状況かな」


そう言って、おでこや頬、首筋に芭瑠くんの甘いキスが落ちてくる。


「……ぅ……っ」

唇は外してるけど、芭瑠くんの柔らかい唇の感触が肌に触れるたびに、くすぐったい。


慣れない感覚についていけなくて、思わず手に力が入る。

でも、手は芭瑠くんに繋がれたままなので、さらに手をギュッと握ってしまう。


「……はぁ、可愛すぎてブレーキきかない」

「ふぇ……っ」