王子系幼なじみと、溺愛婚約しました。




「ほんと可愛くてたまんない」

なんて言いながら、おでこに軽くキスをしてくる芭瑠くんは確信犯。


もう恥ずかしいなんて言葉じゃ収まらないので、目を合わせることすらできない。


顔全体がさっきよりもずっと熱い。
きっと芭瑠くんがそばにいるせい。


真っ赤になってるであろう顔を見られたくなくて、伏せようとしても


芭瑠くんの綺麗で長い指先がそっと顎に添えられて、クイッとあげられる。


目がしっかりあって、顔全体にぶわっと熱が広がっていく。


「顔真っ赤……これって誰のせい?」


ちょっぴりイジワルな芭瑠くん。
きっとわかってるくせに、わざと言わせようとしてる。


「芭瑠くんの……せい、だよ……っ」


すると満足そうに笑った芭瑠くんは

「……うん、知ってる」


なんて、にこにこしながら言ってくる。