「しかもこれまだ予約だし、本番じゃないのにね」
「もうこれだけで充分だから、これ本番でいいんじゃ……」
「いやダメでしょ。指輪もきちんとしたのプレゼントしたいし、芙結のドレス姿も見たいし」
「これでも嬉しいよ……っ?ドレスは着てみたいなぁとは思うけど」
でも、制服姿で教会でプロポーズされるのも、ある意味いい思い出っていうか、斬新っていうか。
それはそれでありなんじゃないかなぁと。
「芙結のドレス姿とかぜったい可愛いよね。
真っ白のドレスとか似合いそう」
「いつか着てみたいなぁ。芭瑠くんの隣で」
にこっと笑いかけたら、
芭瑠くんは少し照れた顔をした。
それに、芭瑠くんのタキシード姿も見てみたいなぁ。きっと、すごくすごくかっこいいんだろうなぁ。
「……やっぱドレス着ちゃダメかも」
「えぇ!?なんで?」

